美しい鏡開き保存会
スクロール

- to the future -

日本の誇る伝統文化『鏡開き』を美しく未来へ

鏡開きは、単なる祝いの演出ではなく、日本の伝統と精神を象徴する神聖な儀式です。
古来より、武士たちは戦の前に「勝利を願う儀式」として酒樽を開き、また、年始や祝宴の場では「繁栄と調和」を願いながら執り行われてきました。

「鏡」とは円満や調和を表し、「開く」ことは未来への道を切り拓くことを意味します。木槌を用いて厳かに樽の蓋を開くこの儀式は、神々への感謝とともに、新たな門出を祝う日本ならではの美しい文化です。

- KagamiBiraki -

美しい鏡開きの意義を守る

近年、本来の「鏡開き」が「鏡割り」として誤解され、バールや釘抜きで無理にこじ開けたり大勢で叩き割ったりという行為が広まっています。こうした風習は、神聖な儀式の本質を損なうものであり、日本の伝統の継承において大きな課題となっています。

私たちは、美しい鏡開きの意義を守り、その荘厳さと格式を正しく伝えることで、日本の誇る文化を次世代へと受け継いでいくべきです。

- tradition -

〜日本が誇る伝統文化〜

鏡開きは、ただ酒樽を開く行為ではなく、神聖な儀式としての格式を持つ日本の伝統文化です。その厳かさを際立たせるのが、鏡開きの際に唱えられる口上(神主の祝詞)です。

◉ 口上(こうじょう)とは?
口上は、鏡開きを行う際に発せられる格式ある言葉で、開宴や祝宴の趣旨を明確にし、参加者の気持ちを一つにします。例えば、次のような伝統的な言葉が用いられます。

東西東西、只今より○○○様の○○○を祝し鏡開きを行わせて頂きます。
そもそも、鏡開きの御儀式は今を去ること三百有余年の昔徳川四代将軍家綱が戦に備え、諸大名一門郎党を千代田の城に参集せしめ、先祖の具足甲冑の御前で、お鏡を飾って出陣の舞を舞い祝宴を致しました。
これが鏡開きの始まりでございます。
このめでたき御儀式を本日の○○○に際し、とり行う事は○○○様の門出を一層華やかにするものと存じます。
○○○様によりまして首尾良く鏡が開きましたなら、
拍手喝采の程御願いたてまつります。
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◉ 祝詞(のりと)とは?
祝詞とは、神前において神々へ感謝を捧げ、加護を願う言葉です。

口上が加わることで、鏡開きは単なる演出ではなく、歴史と格式を備えた伝統儀式としての本来の価値を取り戻します。正しい言葉と作法を継承し、日本が誇る鏡開きを未来へと受け継いでいきましょう。

美しい鏡開きの実習の募集

美しい鏡開き保存会では「美しい鏡開き」の実習を行っております。実習を完了された方は美しい鏡開き保存会の会員と認められ「指導師範」の名刺を授与いたします。

実施日週日 月曜日~金曜日
開催場所菊正宗酒造 樽工房 
集合場所菊正宗酒造記念館 詳細はこちら
実施時間10~11時 / 11~12時
申し込み方法下記の申し込みフォームよりお申込みください。
実習費一人、22,000円(税込)
※受付ましたら、銀行振り込みを5日前までにお願いします。

樽酒の販売

鏡開きに使用する 4斗樽酒について、オンラインでご購入いただけます。
※未成年者の飲酒は法律で禁止されています。20歳未満の方への酒類の販売は行っておりません。

美しい鏡開きの普及と無形文化遺産登録への挑戦

鏡開きは、日本の伝統文化の中でも格式高い儀式であり、円満・調和・繁栄を願う特別な意味を持ちます。しかし、近年は誤った形で行われることが増え、本来の格式や作法が失われつつあります。

私たちは、美しい鏡開きの文化を正しく伝え、未来へ継承するための普及活動を行っています。さらに、この貴重な日本の伝統を世界に認めてもらうため、ユネスコ無形文化遺産登録を目指し、その価値を広める活動に取り組んでいます。

伝統の灯を絶やさず、鏡開きをおごそかで美しい形で未来へつなぐために。
今こそ、日本が誇る文化を世界へ発信する挑戦を始めましょう。

保存会名簿

美しい鏡開きの普及とユネスコ無形文化遺産登録を目指す活動にご賛同いただいた皆様のお名前を掲載しております。伝統文化を未来へつなぐため、多くの方々のご支援とご協力に心より感謝申し上げます。

保存会名簿は現在準備中です。

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お知らせ

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